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ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
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No.8 - 2005.03.22 (15:30) [あ・い・う・え・お]
Title : アニマトリックス[ANIMATRIX]
★原作者自身が作った、贅沢な同人誌。

07_animatrix.jpg
アニマトリックス 特別版
2003/アメリカ
監督:アンディ・ジョーンズ、前田真宏、渡辺信一郎、川尻善昭、小池健、森本晃司、ピーター・チョン
脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー、川尻善昭、森本晃司、渡辺信一郎、ピーター・チョン

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作品一本に全てを注ぎ込んでも語れない『マトリックス』と言う世界観を、9編の短編アニメで展開したもの。大の日本アニメファンである監督が作ったこれは、身も蓋もない言い方をすれば上記の一言になるけど、世界に通用するアニメ作家の競演を味わえるのだから、贅沢といえば贅沢。『#4:Kid's Story』、『#7:Beyond』が一番の気に入り。

#1:Final Flight of the Osiris
第一印象は、「日本のCG技術って決して負けてないんだよね」ということ。後半センチネルとオシリス号のシーン、質感はもとよりカメラワークやシナリオのテンポとか全部ひっくるめて、このまま映画館にかけても本編のMATRIXにひけを取らないと再確信。それがかえって、人間の描写の欠点を露呈してるのが残念。冒頭の対峙シーン観てると、一瞬の妙な「間」があって、それが動きの質感を殺してる感が否めない訳で。
物質の質感は及第点で、あとは動きと間の生理的な表現が課題。話に関しては特に感想はありません。「ああ、これがリローデッドに続くのね」と思っただけだったので。


#2:The Second Renaissance 1,2
観終わった第一印象として…「そりゃロボットが怒って当然じゃん」 つまり、あの映画の世界は、交渉の機会をことごとく破棄した人間達の、来るべき世界だったと言うことだった、と。

前編でデジャヴを見た。主に反旗を翻すロボットと、暴力で押さえ込む人類のそれは、『鉄腕アトム』の頃から繰り返し日本のアニメで描かれてきた風景そのまんまだったから。同時にあまりにもレトロなデザインのロボットは、MATRIXという映画のクールな世界観とあまりにもそぐわなくて、違和感を覚えた。
露骨に現実を投射し、ヒトとマシンの戦いがひたすら惨く描かれる様は、血が流れても血臭を感じないMATRIX本編の対をなしている。あのクールでスタイリッシュな世界の足元には、夥しい犠牲があったといいたかったのだろうか。

映像の美しさとセンスは卓越してるので、それだけでも観る価値はあるかと。


#4:Kid's Story
ストーリー自体はコンパクト。純粋に絵の動きに集中できて、純粋に楽しかった。鉛筆画でぐにゃぐにゃな質感が、少年の不安定な心理を代弁してるようにも思えた。理屈を外れてるようで、理に叶った動きを観るのはとても面白いのだと改めて実感。


#5:Program
川尻さんの作品。徹頭徹尾川尻さん! もうこれ以上言いようがなくて。西洋人が抱く日本アニメ的ケレン味は、こういうものだと思える。ストーリーはとても正攻法なもので、オリジナルシナリオの中で、ある意味一番安心して観れるかもしれない。


#6:World Record
これも、コンパクトなストーリーに乗せて、純粋に絵の動きを楽しんだ一本。ラストは、ああそう来たか、おじいちゃん一本取られたよ、な点が目を引いたかな。ここまで観ると、世界を均衡に保とうとするエージェントの努力が、ちょっと涙ぐましくなる…(苦笑)

余談。「Kid's Story」も含めて、「日本のアニメーターにも、ちゃんと表現方法を自由に追求し、同時に許容する人達がいるんだな」と実感。同時に「多彩な選択肢を持つから、この人達の作るアニメは面白いんだな」とも思えた。日本産TV・DVDアニメへの狭量なイメージに縛られてたのは、実は自分自身であり、「そうではない、手間ひまさえかけられれば、多彩な才能を開花させることができるんだよ」と教えられた。

問題は、送られたイメージをきちんと受け止めて評することができるか否かであり、これは観客側のセンスにかかってると言えるだろう。作り手へ精進を求めるのと同時に、受け手も見る目を養っていかないと。そういうことも思いめぐらせた一本だった。


#7:Beyond
猫を探す主人公が、自宅の窓を開けた時、その「カラカラ」というサッシの軽い音を聞いた瞬間、「これは日本でしか聞けない音だ」と実感し、この作品がたまらなく好きになった。この世界観は、日本人でないと描けないと、直感的に思う。舞台が日本だからという話ではなく、感性とものの捉え方という観点で。日常の中のずれた存在。その中で遊ぶ子供達。タルコフスキー映画『ストーカー』の“ZONE”を思わせる廃墟の中、“プログラムミス”の世界が創り上げる不思議な現象を描いたこの作品。
好き嫌いがはっきり分かれるやろなと思ったけど、私は大好き。ANIMATRIXを観た価値あったと思えるぐらいに。


#8:A Detective Story
一番短い話。特に何も言うことはないです、良い意味で。あの後、あの猫はどうしたんだろうって、それが気がかり。ちゃんとネオの声はキアヌで、トリニティはキャリー=アンがあててるので、それも楽しみのひとつでした。


#9:Matriculated
全体、ちょっと長かったかな…メカのデザインと仮想世界の造形を観るのがいいかな。もうちょっと煮詰められる場もあったし、そこが残念。


全体としては好印象が大きかった。「MATRIX」の世界観の延長線のお話、という認識があったせいか、過大評価しなかったのが、逆に良かったのだろう。もし「映画の補完ができるんだ」な気持ちで観てたら、かなりの失望感を味わったかもしれない。

言語は「英語+字幕」で。日本語では聞き取りにくい場面もあるので。



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