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ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
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No.169 - 2005.07.01 (15:37) [た・ち・つ・て・と]
Title : ターンAガンダム 月光蝶
★「人の叡智が生み出したものなら、人を救って見せろ」
2001/日本 総監督:富野由悠季
脚本:星山博之、千葉克彦、高山治朗、浅川美也、高橋哲子、太田 愛、大河内一楼
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ラストで不覚にも涙がでた。ED『月の繭』をBGMとし、登場人物のその後が流れるシーン。TV版でも観たのに、どうしても泣いてしまう。

かつて同じ民族だった月の民と地球の民。出会いは最悪だったが、これからはお互いにより良き道を歩んでいくだろう。しかし、輝かしい歴史を背に、ロランとディアナは忘れられたように、ひっそり生きるだろう。

ガンダムブランドに特別な思い入れはない自分だが、『ターンA』のTV版は毎週観ていた。カルピス劇場と称された、牧歌的な雰囲気。“骨格がきちんとある”キャラクターの、優雅な動き。のどかなストーリーの隙間からかいま見える、過酷な戦争の描写(「ディアナカウンターが来るから、食べ物のあるところに行っちゃだめ」と言う子供の台詞、無知故に核弾頭を爆発させてしまう等)。

『故郷(地球)に帰りたい』純粋な気持ちが引き起こす、深い業の物語は、それでも希望に溢れたラストで終わった。「『皆殺しのトミノ』と呼ばれた人が、20年経ってこんな物語を作ったんだね」と感慨深い想いがした。

その時の気持ちが蘇ったのだもしれない。

『地球光』でも書いたが、会った全員に勧める代物ではないと思う。何せTVのダイジェスト版。ガンダムの世界観を理解しなければならないのと、その説明が充分足りているとは限らないからだ。

でも、かならずしもそうではないらしい。と言うのも、こんなことがあったからだ。映画館に行ったとき、たまたま近くに座っていた40代くらいの夫婦がいた。映画が終わってロビーに出た時、奥さんの感想が聞こえた。

「話はよく分からなかったけど、すごく楽しかった」

なんだか嬉しくなったのと同時に、ちょっとだけ考えた。
この映画は、奥さんに何かを残したんだろう。同時に、「マニア向けだから~」「知らないから~」を理由に遠ざけるのって、実はとても勿体ないことかもしれない。

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