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ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
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No.109 - 2005.05.17 (23:53) [か・き・く・け・こ]
Title : GOD*DIVA ゴッド・ディーバ[Immortel (ad vitam)]
★エンキ・ビラル初体験
59_Immortel.jpg
ゴッド・ディーバ リミテッド・エディション
2004/仏=伊=英 監督:エンキ・ビラル 脚本:エンキ・ビラル、セルジュ・レーマン
 ⇒☆この映画を、借りてみる

初体験と言っても、リュック・ベッソンに影響を与えたと言われる以上、あの独特の空気を孕む世界に触れている訳で、いくらかの耐性はあったと思う。しかしその世界は、私の浅い想像を遙かに上回っていた模様…

一部人物のみ実写、後は全てCGというものでしたが、観た後特に違和感は感じなかった。技術面は確かにアメリカより劣るかもしれないけど、「CGの使い所を弁えてるな」との印象はあった。CG=リアルにすればいいと必ずしも言えないのですね。

話そのものは、説明が浅く(もしくは、華から“観客は知っている”を前提に作られたか)ぼーっとしているとあっという間に置いてけぼりにされる。しかし「神様が最期の想い出に、自分の血を残したかった」訳で、「神の身体では交わることが出来ないため、ニコポルという男を当て馬にした」の2点だけ押さえておけば、だいたい筋は追えるかと。

美しく幻想的な世界の中で行われたのは、俗世にひどく毒された、肉感的なことだった。そのギャップに目眩がした。ただ、『アメリ』にも端的に現れていたが、“愛はセックスがあって語られる”…それがフランス人の考える愛なのだろうか。

言ってることは高尚だけど、やってる事は酔っぱらいのおっちゃんそのまんまのホルスや、当て馬にされながらも、ジルに想いを寄せてしまうニコポルのコンビ(?)は憎めません。

万人受けはしませんが、何度か観るとクセになる類の映画です。

【人気ブログランキング!】フランスっていろんな意味で奥が深いです

★原作コミック。ニコポルの物語はこちらで…
59_Immortel02.jpg
BOOK:ニコポル三部作〈1〉不死者のカーニバル

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トラックバック(11) / コメント(4)

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Comment

Title : クセになる / Name : だにいさん

うまくポイントを抑えましたね(笑)
クセになりそうなのも事実ですが
今ひとつ絵がカッコ良く無いのが難点だと思いましたよ。

2005.05.21(21:29) / URL / #sfQLks0g / [Edit] /

Title : / Name : LINTS@管理人さん

だにぃさん>
こんばんわ。
誘ってくれた友人は、がっつりハマっておりました。人を選ぶ映画ではありますね。
ヨーロッパのセンスと、日頃見慣れたアメリカのセンスは別物ですし…

2005.05.22(00:55) / URL / #qFJt7nMc / [Edit] /

Title : 初めまして★ / Name : ANNEさん

TB有難うございました。
う~ん、この映画は私には難しかったです。
映像は綺麗だったんですが・・・。
もともとフランス映画は苦手なもので・・・(~_~;)

私もTBさせて頂きますね。

2005.05.22(03:34) / URL / #- / [Edit] /

Title : / Name : LINTS@管理人さん

ANNEさん>
こんにちは、TBありがとうございます。
確かに、前情報が無ければ「何コレ??」ですよね(笑)
とりあえず映像とジルの美しさを堪能しませう。
たぶん、それで充分な気もします(爆)

2005.05.22(22:15) / URL / #qFJt7nMc / [Edit] /

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