
コレリ大尉のマンドリン
第二次世界大戦のギリシャで起こったことを淡々と描き出す。ケファロニア島のイタリア兵士虐殺事件は、この映画を通じて初めて知った。
ギリシャの海と景色が美しい上、前半歌と踊りで溢れて「これってミュージカル?」と思ったほど。国境も立場も越えて人の心を結ぶのは、歌と踊りだなと思う。だからこそ、後半の出来事がより悲しく映える。
しかし、この手の『戦時中の恋愛事』はピンと来ないなあ…。景色が綺麗なのは別に構わないけど、登場人物が妙に小綺麗すぎるし。それでも上質にまとめてあるので、まだ好感度は高いのですが。
どっちかと言うとコレリ大尉よりマンドラスに気持ちが移入できたし、 主人公二人の愛より、ドイツ軍人と恋仲になったが為、吊されてしまった女性が可哀想で仕方なかったです。
【人気ブログランキング!】ペラキアのお父さんが渋くて良い
スポンサーサイト