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ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
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No.88 - 2005.04.30 (00:45) [感想以外の話]
Title : ただいまー
戻ってまいりました。
本当は水曜に戻ってたんですが、疲れてぐろぐろしておりました(爆)
うーん、根性無し!

また、明日からボチボチ更新していきます。
連休? がっつり仕事ですが、はいorz

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No.87 - 2005.04.22 (20:07) [感想以外の話]
Title : よしなしごと
旅行のため、しばらく更新が止まります。
コメント、TBをしていただいてよいですが、帰宅までレスをつけることができません。
何卒ご了承ください。

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No.86 - 2005.04.22 (19:52) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード
★おかえり、しんちゃん(ニヤリ)
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映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード
2003/日本 監督:水島努 脚本:原 恵一、水島 努
 ⇒☆この映画を、【TSUTAYA DISCAS】でレンタルする

例えて言うなら。「彼はいい子になった」と思いこんだまま席に着いた瞬間、元気に『ケツだけ星人』をお披露目されました。
失望に激怒して、席を蹴って立ち去るか、爆笑と拍手を送るか。あなたはどちらですか?

私は後者でした。

前作路線を続けていれば“大人な文化人”に賞賛される映画になっただろうに、非難されることを理解したうえで、お馬鹿路線に軌道修正した(「お馬鹿」と言うより「シュール&不条理」色がかなり濃かったが)。ある意味『勇気ある』選択に、にやりとした。

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No.85 - 2005.04.21 (16:07) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
★『生涯の映画』に昇華しちゃった、戦国悲恋絵巻
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映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
2002/日本 監督/脚本:原恵一
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劇場でクレしん映画を観たのは、これが初めて。今までビデオだったし、大画面であの絵が鑑賞に堪えるか? 心配だったが、杞憂で終わった。杞憂どころが、とんでもない映画だった。

又兵衛と廉姫の、もどかしいぐらい純粋な愛情とその結末に泣いた。ただただ、泣いた。難しい理屈が理解できなくても、応援し続けたしんちゃんのまっすぐさに泣いた。そして、タイミング良くカマされるギャグに、泣きながら大笑いした。あまりのことに、自分が壊れるかと思った。それぐらい、泣いて笑った。

サントラ収録された廉姫のテーマを聴くと、駆け出す彼女の姿を思い出して、涙が自然と零れる。ふと、又兵衛の最期が脳裏をよぎり、それだけで言葉が詰まりそうになる。
心の深いところに染みわたる、本当に素晴らしい『映画』だった。これだけの深い意味合いものを撮れる人々が、「クレしん」と言う家族向けのアニメ映画に携わっていた。今までちらほら見え隠れしていた奥ゆかしさその人々が、一切手加減のない映画を作ってくれた。もちろん、今までも「子供向け」を理由に手を抜かなかっただろうが、ここまで徹底したものをみせてくれるとは。それが嬉しかったのだ。

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No.84 - 2005.04.20 (13:57) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
★「過去と未来のせめぎ合い」を凝縮した傑作
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映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
2001/日本 監督、脚本:原恵一
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この映画は何度観ても、同じところで泣く。ひろしの回想シーン、階段を駆け上がるしんちゃん、「死にたくない…」と叫ぶチャコと、そっと肩を抱くケン。理屈で説明できるが、それさえ野暮と思えるぐらい、シーンひとつひとつに深い感銘がある。

かくいう私も、サントラ収録された東京タワーを駆け上る音楽を聴くたびに、ところ構わず涙する。ぐっとこみ上げる何かに、あらがえないのだ。

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No.83 - 2005.04.18 (23:23) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
★負け犬vs正義のヒーローを演じる「ただの人」
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映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル
2000/日本 監督/脚本:原恵一
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今回の悪役のパラダイスキング。アフロヘアーが自慢で70年代ファッションで決め、やたら強い。でも、人間社会の戦いに敗れ、南国の孤島に引きこもり、手下は猿。一言で言えば、負け犬だ。次作『オトナ帝国の逆襲』のケン・チャコにも通じる空気を持つが、まだ世間へリベンジを企てる気力と実行力がある点、前向きともいえる。

原恵一作品の負け犬達は、ある種突き抜けており、うっかり共感を持ってしまえる存在の強さがある。

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No.82 - 2005.04.18 (23:12) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
★かの温泉騒動で世間が沸いている時…
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映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦
1999/日本 監督/脚本:原恵一

私ならずともこの映画を観た人は叫んだだろう。「温泉Gメンは何をしている!」

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No.81 - 2005.04.18 (22:58) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのひづめ大作戦
★合い言葉はSML!(注:正義の味方ラブ)
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映画クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
1998/日本 監督、脚本:原恵一
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私が人にしんちゃんを勧める時、「最初にこの二本を観て、面白いと思えたら他のシリーズを観るといいよ」と言うことにしてる。『ブタのひづめ』は、そのうちの一本(あとの一本は『ヘンダーランド』)。

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No.80 - 2005.04.18 (22:48) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡
★世界の攻防を巡るオカマと銀座のママの闘い
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映画 クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡
1997/日本 監督、脚本:原恵一
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原監督になって、第一作目にあたる。まだちょっとこなれてないかなあ、な点はあったが後半の盛り上がりとギャグのキレに大笑い。これが洗練されて、後々『オトナ帝国』や『戦国大合戦』に繋がるのかと思う。

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No.79 - 2005.04.18 (22:35) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
★この映画で、私はしんちゃんに土下座した
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映画 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
1996/日本 監督:本郷みつる 脚本:本郷みつる、原恵一
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一番最初に観たしんちゃんの映画。正直、最初は馬鹿にしてた。「所詮、お馬鹿な子供向け。絵柄もあまり好きじゃないし」 でも、ものの見事にひっくり返された。お話は一本筋が通ってるし、ヘタなアニメより動くし登場キャラのブチ切れっぷりはCOOOOOL!! 

観終わった後、ためらうことなく土下座した。「馬鹿にしてごめんなさい」。。「偏見と先入観だけで、物事を判断しちゃいかん」ってことを改めて痛感した。何度でも言います、ごめんなさい。

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No.78 - 2005.04.18 (22:21) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望
★一言で言えば戦国ナンセンスハードSF
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映画 クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望
1995/日本 監督:本郷みつる 脚本:本郷みつる、原恵一
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この辺りから加速していく映画クレしん。サイケでぶっ飛んだ世界で大真面目にSFしてて、きちんと殺陣しててロボットがよく動く。

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No.77 - 2005.04.18 (22:04) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝
★クレしん版「アラジンと魔法のランプ」
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映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝
1994/日本 監督:本郷みつる 脚本:本郷みつる 原恵一
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手堅くまとめてて、とても正統な冒険物語でした。

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No.76 - 2005.04.18 (21:53) [か・き・く・け・こ]
Title : クレヨンしんちゃん アクション仮面vsハイグレ魔王
★ここから全てが始まる(笑)
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映画 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王
1993/日本 監督:本郷みつる 脚本:もとひら了
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クレしん映画の第一弾。まだまだTV版の延長という感じはする。

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No.75 - 2005.04.16 (17:58) [か・き・く・け・こ]
Title : 紅の豚[Porco Rosso]
★「飛行機乗り」と言う子供達
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紅の豚
1992/日本 監督、脚本:宮崎駿
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「飛ばない豚は、ただの豚だ」と格好を付けるポルコに「馬鹿!」と啖呵を切るジーナ。ポルコの反対を押し切り、仕事を完遂するために付いていくフィオ、それを笑顔で見送る工場の女達。

男は子供でありたいが故、女は大人で描かれる。「こんな馬鹿やっても、笑って許してくれたらいいな」と言う、一種の理想郷が描かれている。

娯楽映画としてのスタンスを崩してないあたり、とても巧く作られてる。作画のレベルや音楽も、言葉の付けようがないぐらい良い。飛行機が飛んでるシーンは、もっと観たいぐらいだ。
だからこそ、苦笑しながら「本当に、男って子供なんだから!」って言ってしまおう。この映画に登場する男にも、これを作った宮崎駿にも。

説教臭さが絡まないから、単純に好きだけどね。

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No.74 - 2005.04.16 (17:29) [か・き・く・け・こ]
Title : クリムゾン・リバー[The Crimson Rivers]
★雰囲気を楽しむ映画
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クリムゾン・リバー デラックス版
2000/フランス 監督・脚本:マチュー・カソビッツ
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前半の猟奇的おどろしい雰囲気は良い。ただ、後半の展開は「はあ…」と言うしか。消化不良な点は「つまり原作を読んでね」ってことかい。ジャン・レノとヴァンサン・カッセルの掛け合い漫才はなかなか。サイコサスペンスだけど、死体をあからさまに見せず話を進めるセンスは好きです。

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No.73 - 2005.04.16 (17:00) [か・き・く・け・こ]
Title : 銀河鉄道999[Galaxy Express 999]
★「万感の思いを込めて、今、汽笛が鳴る…」
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銀河鉄道999 (劇場版)
1979/日本 監督:りんたろう 脚本:石森史郎
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旅と言う行為そのものは、未知の世界・新しいものに触れること。なのに、過去への郷愁が見え隠れするのはなぜだろう。

メーテルと鉄郎が、古びた車両に向かい合わせで腰掛け、窓越しに宇宙を観ている。そのシーンだけで、胸の内に沸き立つものを感じてしまう。まだ映画の見方も知らず、キャラだけを追っていただけのあの頃は、それで楽しかった。そして今観ると、上質な造りに改めて気が付く。美しいものを美しく、かっこいいものをかっこよく。とてもシンプルだけど、色あせてないのが素晴らしい。
あのころは何も分からなかったけど、ただ、メーテルと一緒に旅行したかったのかもしれない。こんな映画を子供の頃に観れて良かったとしみじみ思う。

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No.72 - 2005.04.15 (21:51) [か・き・く・け・こ]
Title : キル・ビル[Kill Bill:Volume1]
★とっても濃いオタクにーちゃんの話
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キル・ビル Vol.1
2003/アメリカ=日本 監督、脚本:クエンティン・タランティーノ
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すっごい映画オタクで、自分の大好きな映画のことをいっぱいお話ししてくれた。私から見れば、もう古びて捨てたいと思ったたくさんのガラクタを、喜々としてひとつひとつ説明してくれる。それを「僕の尊敬する、これらを作った人に捧げるために作ったんだ!」と高らかに宣言した。

そんな説明を聞きながら、「はあ、はあ」と相づちうちながら内心戸惑ってる自分に気がつく。映画を観たときの印象は、まさしくそれだった。悪い人じゃないんだけど困ったなあと、苦笑しながらつき合う感じ。キルビルとは、つまりそんな映画だと思う。

タラ監督の脳内ジャパンだが、嫌味と失笑に転落するキワキワの所で踏みとどまってる。そのセンスは巧いなと思う。栗山千明ちゃんは素直に可愛い。血しぶき上がりまくって残酷描写もあるが、強すぎるケレン味が作用してか血臭を感じなかった。

VOL2は未見。おたくお兄さんの濃い話を聞くには、やはり気力と心の準備が必要なので。

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No.71 - 2005.04.15 (21:18) [か・き・く・け・こ]
Title : ギブリーズ[Ghiblies episode2]
★猫の恩返しより好きです

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猫の恩返し / ギブリーズ episode2
2002/日本 監督、脚本:百瀬義行
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日常の出来事を膨らませた描写の数々。一見脱力の固まりに見えて、実は隙の無い仕事っぷりにニヤリ笑いが止まらない。子供が退屈で泣き叫ぼうとも、ジブリマニアからブーイングが降り注ごうとも、この“自由さ”と“反骨さ”だけは手放さないで欲しいもの。

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No.70 - 2005.04.15 (21:06) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動戦士ガンダムF91[Mobile Suit Gundam F91]
★未完のガンダム

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機動戦士ガンダム F91
1991/日本 監督:富野由悠季/脚本:伊東恒久、富野由悠季
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「TV版ダイジェストやねえ、…んで、続きは?」が第一印象。独特の世界観を2時間で見せるには煮え切り不足であり、ガンダムと言うネームバリューに頼るには中途半端。TVシリーズで、一年かけて放映したら、面白くなっただろうなとは思うが。
ただ、「血縁」と言うものを否定し続けていたこれまでのガンダムとは違い、血の絆がプラスのキーワードになってる点が、富野さん変わったかなと思えた、「お母ちゃん」の響きが、安彦さんの作画と合って暖かかったし。

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No.69 - 2005.04.14 (16:12) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア[Mobile Suit Gundam Char's Counterattack]
★「まいった」が満載だった
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
1988/日本 監督、脚本:富野由悠季

ダンナの実家で、ビデオで観せてもらった。それほど深い思い入れのない自分には、いろんな意味で「まいったなあ」が連発だった。

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No.68 - 2005.04.11 (22:37) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙[Mobile Suit Gundam III: Encounters in Space]
★ガンダムと言う映画 その3

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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】
1982/日本 監督:富野喜幸 脚本:星山博之、荒木芳久、山本優、松崎健一
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前二作に比べると、描き直された作画が増えている。TV版のそれとの違いが目立つが、シリーズのクライマックスということもあってそれほど不満はない。ラストへ向かうシーンの組み上げ方は、やはり言葉に出来ないぐらい好きだ。

その後、Zが放映される前にアニメから離れてはいたが、結婚を機に相方からガンダム論を講義してもらった。(自分から望んだものでないのがミソ)。特に、テキサスコロニーでの、ガンダムvsゲルググの作画レベルの高さやら品の良い動きとはどういうものかを懇々と。お陰で「何をどう見れば面白いのか」を、やっと理解できるようになった。

お陰でターンAは実に愉快に楽しめました(あれ?)。
だから、私にとってガンダムとは、ファーストとターンAだけ。それが良いか悪いかは分からないのですが…

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No.67 - 2005.04.11 (22:21) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動戦士ガンダム 哀・戦士[Mobile Suit Gundam II: Soldiers of Sorrow]
★ガンダムと言う映画 その2

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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】
1981/日本 監督:富野喜幸 脚本:星山博之、荒木芳久、山本優、松崎健一
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本当に好きと言うよりは、流行に乗り遅れまいとしていた頃の自分と再会するので、思い出すのも恥ずかしい…が、あの頃の自分がいるから、今の自分があることに変わりないので書いてみる。

ストーリーを理解することにばかり必死だったので、あの頃、果たして純粋に楽しめたかどうか。ただ、カイとミハルのエピソードだけは、理屈を越えて脳味噌の中へぽーんと入り込んで来たのには驚いた。TVの再放送で何回も観たのに、なんで新鮮に感動できるのかなと、本当に不思議だった。

あと井上大輔氏の歌が好になって、彼のアルバムを買ったぐらいはまった。今もカラオケで歌うぐらい、好きだったりする。

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No.66 - 2005.04.10 (23:14) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動戦士ガンダム[Mobile Suit Gundam I]
★ひとつの時代を築いたもの★

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機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】
1981/日本 監督:富野喜幸、藤原良二 脚本:星山博之、荒木芳久、山本優、松崎健一
 ⇒☆この映画を、【TSUTAYA DISCAS】でレンタルする

私は、いわゆるファーストガンダムの世代だが、あまり興味はなかった。先輩がハマって、面白いよーと聞かされて、再放送を見始めて…まあ、要するに波に乗り遅れたクチ。この頃のブームって何なんだろうってぐらい、世間様のガンダム熱は凄かった。

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No.65 - 2005.04.09 (21:58) [か・き・く・け・こ]
Title : WXIII 機動警察パトレイバー[WXIII Patlabor the Movie 3]
★「責任無き感傷」への腹立たしさ

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WXIII 機動警察パトレイバー
2002/日本 監督:遠藤卓司、高山文彦 脚本:とり・みき
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このブログの前身だったシネマサイトでは、『WXIII 機動警察パトレイバー』の感想をこう綴った。

『押井節から毒気を抜いて無難に小粒に手堅くまとめたな、が最初の印象。手放しで誉めるところはないけど、文句を付ける所もなし。確かに、「なんで今頃パトレイバー?」って気はしたけど。特車2課のメンバーが脇になってるけど、「そういう作りの話だ」と思えば、それはそれでいいかな、と言う感じで』

そう、確かにこの映画は、『パトレイバー』としての体裁は整っている。ロングショットに耐えられる、計算された画面構成。単調に見えて実は味のある静寂な間。川井憲次の音楽や、お約束の下町の風景、警察機構の描写、そして特車二課の面々。「この映画はパトレイバーですよ」という記号が丁寧にちりばめられ、観る側へのアプローチに抜かりはない。

完成された世界観へ、別の角度から切り込むのは昔からある手法だし、事実、どの角度から観ても『パトレイバー』と言う世界は、『パトレイバー』として認識できるほど固まっている。

しかし何度か観るうち、私は怒っていることに気がついた。「映画として安心して観れる構成」や「引き金は狂った母親の情」と言う、ある種口当たりの良いもので目隠しをされていたようだが、気がついた時これはちょっと看過できないと思った。何よりも『パトレイバー』であるべき一番肝心な物がない。

怒りの矛先は、主人公である秦、そして「秦」と言う人間を造り上げた制作スタッフへ向けられている。

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No.64 - 2005.04.09 (18:28) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動警察パトレイバー2 the Movie[Patlabor 2: The Movie]
★虚構と言う鏡を通して観る現実

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機動警察パトレイバー2 the Movie
1993/日本 監督:押井守 脚本:伊藤和典
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『ビューティフルドリーマー』でも『攻殻機動隊』でも、押井守と言う人は、その枠を借りて自分の世界を展開する。今回は前作以上に押井世界の我が強い。原作ファンは怒るだろう作りだが、哀しいかな、私は「面白い」と思ってしまった。ごめんなさい。

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No.63 - 2005.04.09 (18:11) [か・き・く・け・こ]
Title : 機動警察パトレイバー劇場版 [Patlabor: The Movie]
★一級ポリティカルサスペンス

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機動警察パトレイバー 劇場版
1989/日本 監督:押井守 脚本:伊藤和典
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89年と言う時代は、文字通りバブル真っ盛りだった。時代そのものが浮かれてはしゃいでいたように思えた。

パトレイバーが公開されたのは、そんな頃だった。

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No.62 - 2005.04.09 (17:35) [か・き・く・け・こ]
Title : キッズ・リターン[Kids Return]
★苦い風が吹く青春譚

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キッズ・リターン
1996/日本 監督、脚本:北野武
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タケシの映画は、手加減と言うものがない。これも、ずるくて汚く、過酷で容赦ない大人に潰される二人の高校生の物語。それでも、二人は校庭を自転車でぐるぐる回りながら「まだ終わってない」、と言い切る。

常に乾いた死の匂いがつきまとう北野映画だったが、事故を期に生死感が変わった。明確に現されるものでないが、そう思わせるラストシーンが印象的。

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No.61 - 2005.04.07 (22:31) [か・き・く・け・こ]
Title : 菊次郎の夏
★不器用な大人たち

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菊次郎の夏
1999/日本 監督、脚本:北野武
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日本では映画監督北野武より、コメディアンビートたけしの印象が強い。当たり前なことが時として不幸要素となる。ビートたけしか、北野武か。どちらのイメージが先に立つかで、評価が真っ二つに割れるところ。感情移入を拒むような、彼独特のテンポや画像構成も作用して入れないとかなりしんどいと思う。

それでも、後半は笑いながら泣いた。画面一杯にバカをやり続ける役者の姿はくだらなく下品。しかし、自分を貶めてでも彼らがやりたかったことに思いを巡らせる時、切なすぎてたまらなかった。格好良く慰められない、不器用な大人の真心の形。

人を元気付ける。そのためだけに、ここまで馬鹿が出来る大人になれただろうか?

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No.60 - 2005.04.07 (19:05) [感想以外の話]
Title : 観たい映画メモ
観た映画感想ばかりも飽きるので(爆)、これから観たい映画も時々ピックアップ。さーて、何本観れるかナーヽ(´ー`)ノ

コンスタンティン:キアヌ…またビミョーな映画やねえ(=w=;
Shall we Dance?:どうリメイクしたのかなーと興味半分で
阿修羅城の瞳:TVの予告編が…カンノさんが呼んでるよくああああ。サントラ買いは決定済み。

ロング・エンゲ-ジメント:これは行かないとだめです、と私の直感が叫びます(w
フライトオブフェニックス:どーだろう…かなーりアレっぽい?

で、一番の楽しみはコレ。お約束ですね!(=w=
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No.59 - 2005.04.06 (23:08) [か・き・く・け・こ]
Title : ガメラ3 邪神覚醒
★邪神は憎悪を糧にする

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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
1999/日本 監督:金子修介 脚本:伊藤和典、金子修介
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特撮技術は年を追って向上している。渋谷崩壊はその壮絶さに、息が詰まるほどだった。反面、イリスが月夜を飛行するシーンは美しい。最終決戦をJR京都駅にしたのは、とても面白いと思った。閉塞感と怪獣と人間の対比が出ていたし、直前で火の海と化した京都の街で対峙する二匹の怪獣は、深く印象に残った。

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  • 本家:http://aquavitae.jp/

    現在はいわゆる「引っ越し中」です。五十音揃うまで、修正・校正しながら、毎日ちまちまアップします。

    アップする上での4箇条
     1.思うがままに感じたままに
     2.「本文」はツカミの一言ふたことを。
      ダラダラ感想は「追記」で。
     3.「~して欲しかった」は禁句
     4.ネタバレ御免!

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