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ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
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No.58 - 2005.04.06 (22:13) [か・き・く・け・こ]
Title : ガメラ2 レギオン来襲[Gamera vs Legion]
★普通の人達が頑張る怪獣映画

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ガメラ2 レギオン襲来
1996/日本 監督:金子修介 脚本:伊藤和典
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レギオンは小さくても大きくても怖かったし、凶悪なほど強かったし、チビレギオンにわらわらたかられるガメラは、とても痛そうだった。

でも、横滑りしながらプラズマ火球×3発は、本当に格好良かったぞガメラ!

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No.57 - 2005.04.06 (16:16) [か・き・く・け・こ]
Title : ガメラ 大怪獣空中決戦[Gamera the Guardian of the Universe]
★劇場で観なくて、後悔した映画その1

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ガメラ 大怪獣空中決戦
1995/日本 監督:金子修介 脚本:伊藤和典
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「ガメラが復活する」と聞いた時は「ふーん」だった。上映中は見向きもしなかった。なので、初めて観たのはTVで。「えー、どーせゴジラみたいなんでしょー?」と斜めに見てたが、すぐ考えを訂正。そこには「子供向けだから…」な言い訳じみた甘さもなく、中途半端な“照れ”もなかった。

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No.56 - 2005.04.05 (21:38) [か・き・く・け・こ]
Title : 哀しみのベラドンナ
★もうひとつの虫プロ作品

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虫プロ・アニメラマ DVD-BOX (千夜一夜物語 / クレオパトラ / 哀しみのベラドンナ)
1973/日本 監督:山本暎一 脚本:山本暎一、福田善之

タイトルを初めて知ったのはアニメージュ創刊2号の紹介で。「虫プロってこんなのも作ってたのか…へえー」だった。その後、専門学校で観る機会に恵まれた。エロティシズムに満ちたそれは、20歳になったばかりにの子供にはちょっと分からなかった。サイケデリックな色彩もちりばめられてて、妙に時代を感じてしまったりも。

娯楽を求めると手ひどく裏切られるけれど、嫌いではない。色彩や表現のセンスをもう一度観ておきたいかなとは思う。

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No.55 - 2005.04.05 (21:09) [か・き・く・け・こ]
Title : KAFKA 迷宮の悪夢[Kafka]
★プラハの悪夢

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KAFKA 迷宮の悪夢
1991/アメリカ 監督:スティーブン・ソダーバーグ 脚本:レム・ドブス
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ヘンな映画ばかり選んで、やたら観ていた時期のもの。シュールさを求め、実際、映像的シュールさはかなり堪能できたけど…面白かったのかつまらなかったのかが分からない。結局、どうなったんだろう? もう一度観たら分かるのだろうか。
こういう映画は、決して嫌いではないのですが。モノクロームとカラーを使い分けた画面の演出は面白いと思う。

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No.54 - 2005.04.05 (20:56) [か・き・く・け・こ]
Title : 風が吹くとき[When the Wind Blows]
★無知の代償

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絵本:風が吹くとき
1986/イギリス監督:ジミー・T・ムラカミ 脚本:レイモンド・ブリッグス

暖かいタッチと優しい語り口調とは裏腹に、主人公である老夫婦の行動があまりに恐い。その恐怖は核に対する無知からくるもので、結果として老夫婦は無知によって殺される。「そんなことじゃダメだよー」「どうして知らないの?」と観てる方は突っ込めるが、ただ いざ自分に同じ災いが降りかかった時、彼ら以上に賢く行動ができるかと考えると、実は笑えないんじゃないかとも思う。

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No.53 - 2005.04.04 (15:49) [か・き・く・け・こ]
Title : 鏡[Zerkalo]
★静謐に、そして朗々と囀る映像

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1975/ロシア 監督:アンドレイ・タルコフスキー
脚本:アンドレイ・タルコフスキー、アレクサンドル・ミシャーリン

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二十歳そこそこの頃、『サクリファイス』で映画の面白さに開眼した。それから取り憑かれたように、タルコフスキーの映画をチョイスして観に行っていた。これは3回ぐらい観たが、今観ても、きっと混乱してしまうだろう。
時間軸を越えたシーンの連続。美しく磨き込まれた場面の長回し。
聞き慣れないロシア語。全てが眠気を猛烈にそそる。なのに、忘れられない。忘れさせてくれないのだ。映像にアテられるとでも、言うのだろうか。

その後、タルコフスキーの特集番組をTVで観た時「『想像する=理解しようとする』即ち、積極的に映画に参加することなのだ」との解説に、そういうものかと何となく納得。今観たら,面白いと思えるかどうか…自分の眼が、そこまで成長しているかは、甚だ疑問ではあるが。

あの頃足りない脳味噌を絞って、うんうん唸りながら考えた結果、「映画とは頭だけで観るものでなく、全身(五感の全て)で観るものなのだ」という、ひとつの結論が出た。それは、今でも私の映画観になっているのは確かです。

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No.52 - 2005.04.04 (15:05) [か・き・く・け・こ]
Title : 顔[Face]
★引きこもりおばさんのしんどい冒険

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2000/日本 監督:阪本順治 脚本:阪本順治、宇野イサム
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観終わった瞬間思ったこと。「うーわ、エグイもん観ちゃったなあ」
無様で醜くてはしたなく。正直正視に耐えない人間の姿だった。中途半端な監督だったら、中途半端な「救い」を入れたりもするだろうが、これは一切の手加減無しで、一人の女のもがく姿を追いかける。
一種のロードムービーだけど、それで括るのはもったいない。それぐらい、『生きる事への執着』のインパクトが強烈。この手合いの映画って、本当に人間が好きな人でないと作れないと思う。

でも「もう一回観る?」と聞かれたら「もうお腹一杯」と答えます(爆)

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No.51 - 2005.04.04 (12:16) [か・き・く・け・こ]
Title : COWBOY BEBOP 天国の扉
★TVの『尺』、映画の『間』

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COWBOY BEBOP 天国の扉
2001/日本 監督:渡辺信一郎 脚本:信本敬子
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ビバップはTVシリーズからの大ファンだ。でも、最初はビバップのビの字も知らなかった。番組欄のタイトルに、「外国のアニメかな」と思ってたぐらいだ。

ある日、ビデオが壊れたと言う友人にダビングを頼まれ、テレビ東京にチャンネルを合わせた。その瞬間、あのOPにカウンターを食らった。
内容も、とんでもなかった。TVアニメだけど、台詞や間の取り方は完全にTVアニメの枠を越えた拵えだった。動きも、ダントツに良かった。菅野ようこの音楽に完全にハマって、以後発売され続けるCDはほとんど買った。

スパイクのアクションに目を奪われ、ジェットの親父っぷりににやにやして、フェイの跳ねっ返りにうひゃうひゃ笑って、エドのぐにゃぐにゃ口調をマネした。お散歩中のアイリッシュ・コーギーには、つい「アイン」と呼びたくなった。

つまり私は、ビバップが好きなのだ。

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No.50 - 2005.04.04 (11:25) [か・き・く・け・こ]
Title : 回路
★孤独が世界に溢れる

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回路 デラックス版
2001/日本 監督、脚本:黒沢清
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あの自殺シーンは、『回路』と言う映画の象徴だと思う。主人公のすぐ背後で実行された死。断絶された(と思いこんでいる)生と死が、ひょんなタイミングでリンクする。リンクのキーワードは「孤独」。あとは、破滅へと転がり落ちるだけだ。

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No.49 - 2005.04.03 (22:19) [あ・い・う・え・お]
Title : ヴィレッジ[The Village]
★真っ白なイノセンスが成立するには、真っ黒なギルティが不可欠

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ヴィレッジ
2004/アメリカ 監督、脚本:M・ナイト・シャマラン
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ここだけの話、前作『サイン』の後音沙汰が無かったから、てっきり「シャマラン、ホされたかも」思っていた私。ちゃんと、作ってたんだ…。

終わった後は、いつも一緒に観に行く友人とお茶を飲みながら映画の話を話すのだが、この時は話題が尽きなかった。登場人物のこと、あの村が出来た理由のこと、あの村の未来のこと。後から後から語ることが沸いて、話すたびに想像が刺激される。それがとても楽しかったし、多角的な見方が許される映画だったのだと思った、

映画そのものは、小細工まぶしてくるかと思ったら、意外にも直球勝負だった。ネタは観る人が観れば、10分で割れるモノだろう。シャマラン映画のお約束の「どんでん返し」を期待したら、肩すかしを食うので、そのあたりの期待は捨てた方が、むしろ素直に楽しめると思う。映像の美しさや、緊張と緩和と言うテンポのセンスはとても巧いので、それだけでも充分。

以下、ネタバレあり。

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No.48 - 2005.04.02 (22:52) [あ・い・う・え・お]
Title : 踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ![Bayside Shakedown 2: Save the Rainbow Bridge]
★二匹目のドジョウはいない

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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
2003/日本 監督:本広克行、脚本:君塚良一
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前作がそこそこ面白かったので借りてみる。相変わらずTV版未見だが、前作は「この人物はこういう性格で、この人とはこういう関係で、どんなスタンスで仕事に臨んでるか」が把握できた作りと、3つのバラバラな流れが終盤に向かって一つにまとまっていくプロセスに、充分楽しめたのだ。

で、「面白いか」「つまらないか」の二択で言えば、「面白かった」と答える。一定のラインはクリアしてるし、人にも「まあ、楽しめると思うよ」と安心して勧めることは出来る。

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No.47 - 2005.04.02 (22:44) [あ・い・う・え・お]
Title : 踊る大捜査線 THE MOVIE[Bayside Shakedown]
★日本式エンターテイメント映画

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踊る大捜査線 THE MOVIE
1998/日本 監督:本広克行 脚本:君塚良一
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本編は観たことないが、映画として純粋に楽しめた。テレビ版の『お約束』をフルに活用したことがプラスに作用して、ケレン味溢れるものに仕上がっていた。
話の流れの中で、誰がどんな性格で、何の役職にいるかがすんなり頭の中へ入ったし、細かい話が絡み合いながら、やがて一本の太い線へ集結していく快感はかなりそそられた。

組織と言う越えがたい枠の中で奮戦する現場へ応援したくなるし、ラストの敬礼はベタだが胸が熱くなった。
流れるようなカメラワークと、練られただろう画面構成は、私のツボを刺激した。

穿った見方をすれば『ファンの為の御神輿映画』かもしれない。だけど、日本のエンターテイメント映画として、これまでの既成概念を壊すような、斬新さと熱さは確かにあったと思う。

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No.46 - 2005.04.02 (17:00) [あ・い・う・え・お]
Title : ヴァン・ヘルシング[Van Helsing]
★クラシカル&ゴシックな正しいアクション映画

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ヴァン・ヘルシング コレクターズ・エディション
2004/米=チェコ 監督、脚本:スティーブン・ソマーズ
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何が一番驚いたと言って、あのちょっとマヌケでお調子者の付き人が、ロード・オブ・ザ・リングのファラミアと同じ役の人だったとは! 役者は化けてナンボと言うけど、前作の気配すら浮かばなかった。うーん、凄い!

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No.45 - 2005.04.02 (15:45) [あ・い・う・え・お]
Title : オーシャン・オブ・ファイヤー[HIDALGO]
★アイデンティティを求める旅

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オーシャン・オブ・ファイヤー
2004/アメリカ 監督:ジョー・ジョンストン 脚本:ジョン・フスコ
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一緒に観に行った友人はたいそうな馬好きで、クライマックスで画面に合わせて調子をとっていた。椅子が微妙に振動して、「誰が貧乏揺すりしてるんかい」と思ったら…そういうことだったのか(笑)。

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No.44 - 2005.04.02 (14:56) [あ・い・う・え・お]
Title : 陰陽師 II -おんみょうじ-
★前の方がまだマシだったorz

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陰陽師 2
2003/日本 監督:滝田洋二郎 脚本:夢枕獏、滝田洋二郎、江良至
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萬才さんは文句無し。今回は狩衣着ての殺陣、アメノウズメに扮しての舞い、アメノミハシラを上るシーンは何度も観ていい。中井貴一も楽しそうやった。深キョンもかなり可愛かった。特撮も、たぶん、そんなにけなされるほどのものじゃないとは思う。誉めるところは点々とあるのに、トータルで観るとあまりにもショボすぎorz
作り手の「一昔前の日本映画の悪い影響」ばかりが出た、典型的な作り。『学生の学芸会』と言う、一緒に観に行った友人の指摘は当たってる。

作り手の志は高かったと思う。富士山作りたかったんだろうけど、出来たのは天保山だった模様…

【人気ブログランキング!】もう映画は作らなくていいです(泣)

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No.43 - 2005.04.02 (14:26) [あ・い・う・え・お]
Title : 陰陽師 -おんみょうじ-
★どうしてこうなるんだろう…orz

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陰陽師
2001/日本 監督:滝田洋二郎 脚本:福田靖、夢枕獏、江良至
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もともと、夢枕獏さんはデビュー当時からファンだった。『陰陽師』は文庫版を手にして、あっという間に好きになった。かれこれ15年前のことだ。岡野玲子さんのコミック化も、良い意味で原作を突き抜けていて、これまたファンになった。以後、陰陽師ブーム到来で、NHKがドラマ化したりも。これは語りたくないので、そっとして欲しい…。

そんな訳で、満を持しての映画化ではある。

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No.42 - 2005.04.01 (23:09) [あ・い・う・え・お]
Title : おもひでぽろぽろ
★“死ぬのを怖れて、生きることが出来ない”

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おもひでぽろぽろ
1991/日本 監督、脚本:高畑勲
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子供の頃のタエコが、好きな男の子と、ほんの少し心が通じたシーンがある。その嬉しい気持ちのまま、空へ駆け上がっていくタエコ。アニメでしかできないこの表現は、私の大好きなシーンでもある。

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No.41 - 2005.04.01 (22:24) [あ・い・う・え・お]
Title : お引越し
★女優・田畑智子の片鱗

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お引越し デラックス版
1993/日本 監督:相米慎二 脚本:奥寺佐渡子、小此木聡
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小さな子にとって、両親の離婚は世界の崩壊と同等の意味を持つ。親の事情なんか、察しなくても良い。しかし、どんなにイヤだと叫んでも、現実は大人の都合で刻々と進む。小さな身体で、精一杯現実と向き合って行こうとするレンコの健気さ。ただし、一片でも同情よせてはならない。同情ほど、彼女を傷つけるものはないのだから。

後半、レンコが見たのは、幻想だろうか、現実だろうか。この幻を大人への過儀礼というには軽すぎる。ただの妄想に逃げた、というと理解しなさすぎる。

本当に大切なことは、現実を受け入れる為にこんなものを見なければならない少女の、心の深い痛手と、立ち直ろうとする逞しさを認めることと思う。

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No.40 - 2005.04.01 (18:33) [あ・い・う・え・お]
Title : 王立宇宙軍~オネアミスの翼~
★美しい箱庭の、シャイな人々

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王立宇宙軍~オネアミスの翼~
1987/日本 監督・脚本:山賀博之
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作画や音楽や世界観の構築は文句無し。「知らない世界だけど、どこか懐かしい空気」を表現するのに、細部まで手を入れた拵えは飽きさせない。確実に地面にしっかり足を着けて「生きる」ことの出来る、美しい箱庭だった。物語はシンプルで熱く、よこしまな動機で宇宙を目指すことになった一人の人間と、周囲の人々のキャラは面白いと思う。

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No.39 - 2005.04.01 (13:50) [あ・い・う・え・お]
Title : 鬼戦車T-34
★鋼鉄の疾走

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鬼戦車T-34
1965/ロシア 監督:ニキータ・クリヒン、レオニード・メナケル
脚本:ミハイル・ドゥージン、セルゲイ・オルロフ


観る前は「街中で戦車が、ただ単にガンガン暴れ回る映画?」と思ってたけど、先入観を良い意味でうらぎってくれた。平和な街中やお花畑に、忽然と現れる戦車はシュールでもあるし、所々くすっと笑えるシーンもある。しかし、見終わった後、ほろ苦いものが残る。破壊だけのアクションでもなく、プロパガンダ映画でもない、真面目な文芸映画。制作する方は、そのつもりではなかったかもしれないが、結果的に、そうなったのかもしれない。

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    現在はいわゆる「引っ越し中」です。五十音揃うまで、修正・校正しながら、毎日ちまちまアップします。

    アップする上での4箇条
     1.思うがままに感じたままに
     2.「本文」はツカミの一言ふたことを。
      ダラダラ感想は「追記」で。
     3.「~して欲しかった」は禁句
     4.ネタバレ御免!

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