fc2ブログ

Admin + RSS

ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
☆気になった感想があったら
クリックしてください☆







順位が上がると管理人が喜び
がんばって更新します☆

Recent Entries

Comment

Trackback

Bookmark

No.197 - 2006.02.08 (18:14) [ま・み・む・め・も]
Title : みんなのいえ
★小さくて大きなプライドの問題
2001/日本 監督、脚本:三谷幸喜
みんなのいえ スタンダード・エディション
東宝
価格:
発売日:2005-12-23
最初は「流行のインテリアデザイナーと、古風な大工の意地の張り合いに振り回された、夫婦の悲喜劇」を期待していたが、話が進むにつれデザイナーと大工に話の軸が移り、「正反対と思われた二人の根本思想は、実は同じだった」で終わって、夫婦がちょっと置いてけぼり食らった感もあるかな。

小技で笑わせてくれるけど、ばっと弾けた笑いも、それで得られるカタルシスも少ないので、三谷さん本来のカラーを期待すると、不満はかなり残る。正直「デザイナーと大工、双方が抱える『自分がやりたいことが出来ないストレス』」が画面を支配して、前半はけっこうきつかったし。三谷監督中、もっとも舞台色が薄く、映画的な演出だけど、それ故三谷さんにしか描けない魅力がそげてしまった点も否めません。

ただ、最終的に「相互理解の末の至福感」は得られたことは確か。表現を志す人の誰もが抱いて、逃げることの出来ないジレンマや葛藤を扱って、きれいにまとめた手腕は確かなものだったし。「世の中、思い通りになることなんか数えるほどしかねえ。そんなに思い通りのことだけしたいのなら、家に籠もって一人でいろ!」(だっけ?)は、たぶん三谷さん自身の主張でしょう。

ココリコの田中直樹と八木亜希子が、思いの外演技がうまかったのはめっけもんでした。相方は「視点が伊丹十三に似てるんだよね」とのたもうておりました。なるほど、かも。伊丹十三は、もう少し湿気が多いけどね。

自分の問題ですから*人気ブログランキング

みんなのいえ
ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2001-05-23
みたにのまど―映画「みんなのいえ」三谷幸喜の撮影日誌


スポンサーサイト



トラックバック(0) / コメント(0)
No.156 - 2005.06.18 (17:59) [ま・み・む・め・も]
Title : Mr.インクレディブル[The Incredibles]
★欠点だらけの家族が見せる、正しい家族愛の方向
 2004/アメリカ 監督、脚本: ブラッド・バード

B0009DC7Z4Mr.インクレディブル DVDコレクターズ・ボックス (5000セット限定生産)
ジョン・ウォーカー,  三浦友和,  渡辺美佐,  ジェイソン・リー

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005-06-15
売り上げランキング : 6,404
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



RG12指定、つまり完全な子供向けではない、と言うこと。映画館で観て、その毒っ気たっぷりのユーモアに「確かに、純粋培養向けじゃないな」と思った。ディズニーブランドで見に来た人は、暴力シーンや敵役とは言え人があっさり死ぬシーンに、眉をひそめるに違いない。実は私も「え、ここまで描いていいの?」と、ちょっと驚いたクチ。でも、すぐに思い直した。「ピクサーは、ディスニーではないのだ」と。

でも、そんなこたぁどうでも良い。ユーモアとスピード感たっぷりな展開に引きつけられ、最後まであっという間。とても楽しい時間だったんだから。


 【PR】30日間完全無料
宅配レンタルサービス 【TSUTAYA DISCAS】


続きを読む
トラックバック(45) / コメント(7)

Home

Photo by LEBELLION Template by lovehelm


iTunes_logob_120-40.gif
耳に残るあの曲。いますぐiTunesでダウンロードしよう。

★セキュリティは万全に★
・ウイルスバスター2006
・Norton AntiVirus 2006
・インターネットセキュリティスイート
ウィルスバスター・オンラインスキャン(無料)はこちら

Profile

  • LINTS
  • AUTHOR:LINTS
  • 本家:http://aquavitae.jp/

    現在はいわゆる「引っ越し中」です。五十音揃うまで、修正・校正しながら、毎日ちまちまアップします。

    アップする上での4箇条
     1.思うがままに感じたままに
     2.「本文」はツカミの一言ふたことを。
      ダラダラ感想は「追記」で。
     3.「~して欲しかった」は禁句
     4.ネタバレ御免!

    リンクはhttp://aquavitae.blog6.fc2.com/へお願いします。関連記事のTBはフリーですが、商業広告目的や関係の無い記事のTBは、予告無く削除しますのでご留意を。

    管理人の日常BLOGはこちらへ。http://aqua-vitae.jugem.jp/

Archive

Category

Search