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ヒトコトシネマ☆インプレッション

「ヒトコト」と言いつつダラダラと映画の印象を紹介。大劇場系から文芸・アニメ系。新旧問わず節操無しシネマブログです
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No.200 - 2006.02.24 (17:02) [は・ひ・ふ・へ・ほ]
Title : 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者[Fullmetal Alchemist: The Movie]
★監督の野心が、作品の魅力と融和しきれなかった
2005/日本 監督:水島精二 脚本:会川昇
劇場版 鋼の錬金術師シャンバラを征く者 完全生産限定版 プレミアムDVD BOX劇場版 鋼の錬金術師シャンバラを征く者 完全生産限定版 プレミアムDVD BOX
荒川弘 水島精二 朴ロ美

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TV版をレンタルで観続け、最終回を見終わった勢いそのままで鑑賞。映画好きとしては「まあ、きれいにまとまってるし、面白い方でない?」と言うのですが、アニメ版ハガレンスキーの立場からすると「正直、ビミョー…」な作りでした。

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No.199 - 2006.02.24 (00:15) [か・き・く・け・こ]
Title : 交渉人 真下正義[Negotiator Mashita Masayoshi]
★怒濤の勢いでまとめきった佳作
2005/日本 監督:本広克行 脚本:十川誠志
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「よくまとめたな、面白かったよ!」が第一印象でした。すごい勢いでしたね。

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No.198 - 2006.02.08 (18:17) [さ・し・す・せ・そ]
Title : THE有頂天ホテル[The Wow-choten Hotel]
★2時間15分後、みんなが幸せになる映画
2005/日本 監督、脚本:三谷幸喜
三谷幸喜は、人間観察の天才です。クリエイティブな作業を行う上で、人間観察は必要だけど、彼は飛び抜けてます。眼鏡の奥から、人間というものを腹の底まで透かし見てる眼力は怖い。でも、「所詮人間ってこんなもん」と簡単に見切ってない。そこがいい。「人って、しょぼくて、せこくて、見栄っ張りだけど、そんな人間って、実はとても愛すべき存在なんだよ」と、画面を通して、あったかい気持ちが伝わってくる点が一番好きだ。「期待に応えて予想を裏切る」突き離し方もいい。べたべたせず、かといって突き放しすぎず。「粋」だと思わせる距離感の取り方も絶妙。

物語の収束力と笑いの爆発力は『ラヂオの時間』の方が上。こっちの方が、カタルシスを得られるのは確か。でも、話の複雑さと、画面から伝わる緊張感は『有頂天』が格段。これだけのエピソード、これだけの俳優をまとめ上げた力量はスゴイを通り越してる。カメラワークも役者の立ち位置も、緻密に計算されて、しかもさりげにロングショット。カメラと役者がダンスしてるようですホント(笑)

一言で言っちゃうと、「三谷幸喜って恐ろしい」に尽きます。「人を楽しませたい」と言う情熱は衰えがないし、その一点において全く妥協してない。そこが、恐ろしい。だから、心おきなく楽しいと言える。

三谷幸喜の脚本は、やっぱり三谷幸喜自身が監督しないと魅力は出ないなあ。舞台観たいな、と改めて思った一本でした。

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No.197 - 2006.02.08 (18:14) [ま・み・む・め・も]
Title : みんなのいえ
★小さくて大きなプライドの問題
2001/日本 監督、脚本:三谷幸喜
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最初は「流行のインテリアデザイナーと、古風な大工の意地の張り合いに振り回された、夫婦の悲喜劇」を期待していたが、話が進むにつれデザイナーと大工に話の軸が移り、「正反対と思われた二人の根本思想は、実は同じだった」で終わって、夫婦がちょっと置いてけぼり食らった感もあるかな。

小技で笑わせてくれるけど、ばっと弾けた笑いも、それで得られるカタルシスも少ないので、三谷さん本来のカラーを期待すると、不満はかなり残る。正直「デザイナーと大工、双方が抱える『自分がやりたいことが出来ないストレス』」が画面を支配して、前半はけっこうきつかったし。三谷監督中、もっとも舞台色が薄く、映画的な演出だけど、それ故三谷さんにしか描けない魅力がそげてしまった点も否めません。

ただ、最終的に「相互理解の末の至福感」は得られたことは確か。表現を志す人の誰もが抱いて、逃げることの出来ないジレンマや葛藤を扱って、きれいにまとめた手腕は確かなものだったし。「世の中、思い通りになることなんか数えるほどしかねえ。そんなに思い通りのことだけしたいのなら、家に籠もって一人でいろ!」(だっけ?)は、たぶん三谷さん自身の主張でしょう。

ココリコの田中直樹と八木亜希子が、思いの外演技がうまかったのはめっけもんでした。相方は「視点が伊丹十三に似てるんだよね」とのたもうておりました。なるほど、かも。伊丹十三は、もう少し湿気が多いけどね。

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No.196 - 2006.01.13 (00:08) [た・ち・つ・て・と]
Title : 天河伝説殺人事件
★久しぶりのカドカワ節
1991/日本 監督:市川昆 脚本:九里子亭 日高真也 冠木新市
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カドカワ映画ですね。頭から尻尾まで『市川昆』節ころころで。昔懐かしの横溝映画を思いだします。映画の内容は、まあオーソドクスで手堅く詰めてるなあ、と。飛び抜けた発見もないけど安心して観れるかな、というのが印象。中森明菜の歌は流れなかったけどね(笑)

★映画の原作版
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No.195 - 2006.01.13 (00:03) [た・ち・つ・て・と]
Title : デルス・ウザーラ[DERSU UZALA]
★学生の時、講義の時間で観たんですが…
1975/ロシア 監督:黒澤明 脚本:黒澤明、ユーリー・ナギービン
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ユーリー・サローミン マキシム・ムンズク シュメイクル・チョクモロフ

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ごめんなさい、前日の課題の徹夜が響いて、途中で寝ちゃったです。今度はちゃんと観ます。…それなのに、焚き火にあたって名乗るデルスおじさんの印象が強いのはなぜだろう?

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No.194 - 2006.01.12 (23:59) [た・ち・つ・て・と]
Title : デリカテッセン[Delicatessen]
★それは異世界コミュニケーション
1991/フランス 監督、脚本:ジャン・ピエール・ジュネ、マルク・キャロ
デリカテッセン <デジタルニューマスター版>デリカテッセン <デジタルニューマスター版>
ドミニク・ピノン ジャン=クロード・ドレフュス リュフュス

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退廃的な設定に、ぱきっとした色彩。さらにコントラストを際立たせる音楽。コメディとして紹介されてたけど、さっぱり笑えず、「フランス人の感性ってこういうのを笑うのか」と。笑えなかった、でもつまらないとも言い切れない。不思議な映画。これを楽しむためには映画スキルをもっと上げねば!と心に思った一本。

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    現在はいわゆる「引っ越し中」です。五十音揃うまで、修正・校正しながら、毎日ちまちまアップします。

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     1.思うがままに感じたままに
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